読後雑感 : 2010年 第24回 & 中国関連本リスト:2010年
読後雑感 : 2010年 第24回 |
17.DEC.10 |
1.「池袋チャイナタウン」
2.「おいしい中国」 3.「中国“新語・流行語”小辞典」 4.「中国巨大ECサイト・タオバオの正体」
5.「チャイナマネーを追え!」 6.「中国13億人にいま何を売るか」 1.「池袋チャイナタウン」 山下晴海著 洋泉社 11月1日
副題 : 「都内最大の新華僑街の実像に迫る」 昨今、なにかと「池袋北口」が世間を騒がせている中で、この本は横浜中華街などと比較しながら、その真相を学術的に描き出している。山下氏は、池袋北口のチャイナタウンで企業経営を行っている新華僑が最近、異口同音に「儲からなくなった」とつぶやくのを聞いて、「いずれ池袋北口から潮をひくように新華僑がいなくなる可能性は捨てきれない」と、貴重な指摘をしている。つまり池袋北口は、不法滞在者などが蝟集することによって成立してきた場所であるから、中国経済の発展とともに、日本の魅力が薄れ、不法滞在者が減ってくれば、当然のことながら池袋北口が閑散としてくるというのである。また中国製品の価格が上昇し、その商売のうまみもどんどんなくなってきており、新華僑の経営する企業が減ってきているともいう。 山下氏は、日本で企業経営に携わっている中国人を3種類に大別している。
第1は横浜中華街に代表されるような老華僑、第2は1990年代に日本に来た新華僑、第3は最近の「80后」の新・新華僑である。 これらの3つのタイプはそれぞれに大きな違いがあるという。私は、山下氏の新華僑と新・新華僑とを分別する思考方法に、大きく目を開かされた。 新華僑は借金を背負って日本に留学し、24時間勤務で稼ぎ、資金を貯め、日本で起業して財を成し今日に至っている。それに対して新・新華僑は、両親から多額の援助を背景に日本にやってきて、いとも簡単に起業して行くが、まだその結論は出ていないという。 山下氏は、日本で起業している新華僑の心情についても、「日本の皿洗いで5階建ての御殿を故郷中国の地に建てられたのは、かれこれ10〜15年前の話。中国の経済成長とともに夢物語はすっかりしぼみ、今の中国経済の勢いに乗るには、日本生活はかえって長いブランクとして足かせになりつつあるのかもしれない。子供の教育と自身の今後の暮らしのはざまで揺れている新華僑は少なくないはずである」と分析している。私もこれに同感であるが、新華僑は「中国経済は砂上の楼閣」であり、4〜5年を待たずして崩壊することをしっかり見抜き、日本に腰を落ち着けるべきだと考える。中国の経済繁栄に惑わされて、もし中国へ戻ったとしても、再び日本へUターンして来なければならないだろうからである。もちろん「日本にしっかり根を下ろしておき、短期の出稼ぎに中国へ出かける」という選択肢はある。 さらに山下氏は、宮崎正弘氏が語っている「池袋北口を牛耳っている“方正マフィア”」についても、それらの報道は若干オーバーなのではないか、現実に彼らの目立った動きが減ってきていると言い、さらに「(中国残留孤児帰国者の2、3世を中心とした暴走族グループなどの)不良中国人グループも自分たちを実際以上に大きく見せて威嚇しようとする。つまり警察、マスコミ、犯人グループの3者の思惑が一致して、チンピラ中国人が“中国マフィア”になってしまった、という見方をしている」と書いている。私もおそらくこれが実相に近いのではないかと思う。また東京の私の友人が数度、池袋北口周辺で飲み食いし、聞き込みをしてくれたが、「方正マフィア」のにおいはなかったという。 山下氏は、バンクーバーの南隣のリッチモンド、中国黒竜江省のハルピン市近郊の方正県に足を運び調査をしたと書いているが、その詳細について、本書では明らかにされていない。私もリッチモンドにはよく行っているし、方正県にはできるだけ早い機会に行きたいと思っているので、ぜひ調査結果を教えていただきたいと思っている。 なお、本書で山下氏は「小尾洋」という蒙古しゃぶしゃぶの店が中国で大繁盛しており、池袋にもその支店があると書いている。私は中国の各地で、「小肥羊」という名の火鍋(中国式しゃぶしゃぶ)の店に入って食事をすることがあるが、「小尾羊」という店はあまり見かけたことがない。両方の名前を見ていると、つい日本の「かに道楽」と「かに本家」の争いを思い出す。 2.「おいしい中国」 楊逸著 文藝春秋 10月30日
副題 : 「“酸甜苦辣”の大陸」 この本は、芥川賞作家の楊逸氏が、中国での幼年期の食生活について書き綴ったものである。楽しく読め、しかも同時に、大躍進時代や中国の文化大革命時代のなまなましい経験や裏話を学ぶことができる。 たとえば、あの悪名高い大食堂について楊逸氏は、「食事はというと、村の役所に大きな鍋が一つだけで、時間になれば村民が集まってきて、同じものを食べる“大鍋飯”制度が取られていたという。いくら大きな鍋といっても、なにせ人が多い。よほど早食い術に長けていなければ、おなかいっぱいは食べられなかった。食べ盛りの若い男たちがほぼ噛まずに呑み込むようなスピードで食いつくので、女性や老人が食べ出すころには、大鍋の中の食べ物は早くも底をつたいりする。そこで、あえなく元の各自の小鍋生活に戻り、人数分の糧食を分け与え、野菜も限られた畑から取って分けるような制度に変わった」と書いている。 毛沢東の死亡時についても、「テレビの前で突然、大声で泣き崩れる人もまれにいたが、多くはやはり訳もわからず、ただただ野次馬のまなざしで眺めていた」と、冷ややかに書いている。 なおこの本にも池袋北口のことが、「数年前から池袋北口一帯に、中国東北料理の店が何軒かできて、知り合いに連れられ、たびたび食べに訪れた。懐かしい味をしのぐほどではないが、まあまあだった」と書かれている。 3.「中国“新語・流行語”小辞典」 郭雅坤・内海達志著 明石書店 11月30日
副題 : 「読んでわかる超大国の人と社会」 この本は、現代中国を理解するのに、役に立つと思う。記述が短文形式になっており、連続思考を必要としないので、お正月休みにコタツに入って、うとうとしながら読んでもおもしろいと思う。 「蟻族」、「蝸居」、「房奴」、「山寨」などは、日本のマスコミでも取り上げられているので、すでに多くの人が知っていると思う。しかし「負翁」、「白骨精」、「裸婚」、などは、この本の解説を読まないとわからないのではないだろうか。ことに「老公寄存所」、「北大荒」などの言葉は、私も知らなかったので、読んでいて、つい大声で笑ってしまった。 4.「中国巨大ECサイト・タオバオの正体」 山本達郎著 ワニブックス新書 6月25日 帯の言葉 : 「“タオバオ”と“ヤフー”が業務提携、その急成長の秘密と、“タオバオ”で成功をつかむ秘訣に迫る」 先日、調査で北京を訪れたとき、ちょうど北京大学で「北京日本人学術交流会」が開かれていたので、そこに勉強に行ってみた。そこで著者の山本氏から直接、「タオバオの発展と中国に与える影響 −100万人のタオバオチルドレン−」という演題で、目下、中国で話題のタオバオについての解説を聞くことができた。講演後、本も入手できた。なお、この勉強会には40数名が集まっており、約9割が学生とおぼしき若者たちであった。 山本氏は、この本でタオバオは2003年に設立されてから飛躍的に発展し、現在では取引額は3兆円となり、ユーザー数は2億人、店舗数は250万店舗を数えるようになっていると言い、企業ではユニクロやレノボ、KAPPAなどの成功例を示し、個人では日本製粉ミルクを扱っている主婦の例などを紹介している。またタオバオが村起こしに役立っているとして、江蘇省徐州市沙集鎮の家具、河北省?台市清河県などの例を挙げている。これはおもしろい指摘だと思うので、具体的な方法などを現地に行って調査してみたいと思う。いずれにせよ、タオバオ本体が大儲けしていることは事実のようであるが、店子として参加している弱小零細企業の多くが大儲けしているかどうかは、さだかではない。多分、「米国のゴールドラッシュ時に、大儲けしたのはツルハシ屋と弁当屋」であったという類の話ではないかと思う。 山本氏はこの著書で、タオバオ急成長のカギとして、@アリペイ、Aチャット、B信用評価制度、C「脱パクリ文化」を挙げている。ところが講演では@、A、Bは同じであったが、Cが「費用も取引手数料も無料」となっており、なぜCが変わったのかの説明はなかった。それでもこれらのタオバオの強みは、従来の常識をはるかに超えたものであり、その着想と実行力には驚いた。私は基本的に他人を信用しない中国では、通販やネットショッピングは発展しないと思っていた。ところがタオバオはこの問題を、アリペイという支払いシステムを導入することによって解決し、ネット販売を可能にした。このままネット販売が中国に根付くと、中国が他人を信用しない社会から信用する社会に変わるかもしれない。これで中国人の思想が変わるかもしれない。 5.「チャイナマネーを追え!」 奥村尚樹著 総合法令出版 12月6日
副題 : 「円高をチャンスに変える資産防衛術」 帯の言葉 : 「中国人の投資ノウハウを利用せよ 世界を席巻するチャイナマネーの実態と中国人のリスク管理手法を徹底解説!」 奥村氏は本書で、円高の今こそ、海外投資を行うチャンスであり、「円資産の目減りを防止し、万が一、日本が財政破綻しても、そのリスクを軽減できるリスク対策を打つことが重要」であると言い、「将来の人民元の自由化を見据え、長い間抑えつけられていたチャイナマネーが、ついに新しい投資先に向かって大きな胎動をはじめ、外に向かって飛び出し始めたのです」と書き、その「チャイナマネーを追え!」、そうすれば儲かると主張している。 私は一貫して実業畑を歩いてきたので、投資や投機で金を儲けるという、いわゆる虚業の世界は好きではない。しかし今や世界の趨勢は、金融資本に牛耳られ、ITを活用したバーチャルな空間で活動することが常識的な社会になってきているので、奥村氏のような金儲けの方法を一概に否定するものではない。それでもこの世界も、素人が参加して簡単に儲かるような甘いものではないと思うので、この本は眉につばをつけながら読んだ方がよいと思う。 奥村氏は自らを「不動産コンサルタント」と称しているが、本文をくまなく読んでも、土地売買の体験の記述は皆無であり、マンション売買の経験のみが披露されている。看板を「マンション売買コンサルタント」と付け替えるべきではないか。 つまり奥村氏の頭の中では、土地とマンションという別物が不動産という言葉に集約されてしまっており、いつも私が言うように、「中国ではマンション価格はバブルであっても、土地価格はバブルになっていない」という事実を見落とし、「中国の不動産はバブルが弾けるといった大きな問題にはならない」という間違った結論に行き着いてしまっている。その他、外貨準備高についても考察が甘いし、カナダの住宅価格についての分析も中途半端であり、中国の外に飛び出したチャイナマネーの多くが投資に失敗し、巨額の損失を出しているという現状についても言及していない。 また奥村氏は、「中国人は“陶朱公”を商売の神様としている」と書き、その由来を長々と記しているが、これは大きな間違いである。中国人や華僑の商売の神様は“関羽”である。“陶朱公”は大商人の代名詞ではあっても、神様ではない。それが証拠に、横浜中華街にも、商売繁盛を願って関羽を祀った関帝廟はあっても、陶朱公廟はない。中国各地で、私は多くの関帝廟を訪れてきたが、陶朱公廟の話などは聞いたこともない。 6.「中国13億人にいま何を売るか」 柏木理佳著 青春新書 12月15日
帯の言葉 : 「中国人全員が日本のビールを飲めば日本の利益、毎日 2275億円也!」 柏木氏は、「中国経済成長を維持するため、バブル崩壊に陥らないため、必死になって内需型の構造へ移行するでしょう。中国政府が消費拡大を後押しすることで、さらに13億人の消費熱は高まります。これからの5年間は特に消費大国として、中国市場は大注目なのです」と書き、「中国13億人に日本のモノを売れ」と檄を飛ばしている。 第1章では、中国市場への進出成功例として、サントリービール、味千ラーメン、サイゼリヤ、吉野屋などの飲食店チェーンを紹介している。私も味千ラーメンを食べてみたが、たしかには美味しかったし、お店も結構流行っていた。残念ながら、その他の店にはまだ入ったことがない。またTOTOの便器が高級マンションなどの需要を独占していると書き、今後は日本の介護用品が中国の高齢社会で大きく売り上げを伸ばすであろうと予測している。 この本にも、池袋北口の話が登場してくる。柏木氏は、「池袋北口みずき通り、西池袋1丁目から平和通り池袋1丁目まで“池袋チャイナタウン”と呼ばれ、多くの中国人とともに多くの中華料理店があります。なかには珍しいゲテモノなどを扱っている中華料理店もあります」と書き、このような新しいチャイナタウンが、「以前は海外に居住する中国人が集まって生活するためのものでしたが、現在は中国に戻る内流、つまり経済成長を続ける中国国内の情報収集、中国人として中国政府の民主化の動き、政策、中国の行方、デモや社会動向を知るための大事なツールになっているのです」と述べている。 柏木氏は、「これだけ政策を徹底し技術研究者が増加すれば、大量で安い製品を輸出する国から高額で新しい技術を製造することが得意な国になるのも近いはずです」と、中国の産業構造の高度化の成功を予言している。 |
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中国関連本リスト 2010年 第4報 |
20.DEC.10 |
2010年12月20日店頭発売分まで。 137.「花岡事件“鹿島交渉”の軌跡」 石飛仁著 彩流社 5月30日 138.「記録と考証 日中実務協定交渉」 小倉和夫著 岩波書店 6月24日 139.「中国巨大ECサイト・タオバオの正体」 山本達郎著 ワニブックス新書 6月25日 140.「危ない中国・何も知らない中国人」 福掘武彦著 リトル・ガリヴァー社 8月5日 141.「ダライ・ラマ“語る”」 ダライ・ラマ/相馬勝著 小学館新書 8月7日 142.「知らないではすまない中国の大問題」 サーチナ総合研究所 アスキー 8月10日 143.「中国人を理解しないで生きていけない日本人」 孔健著 ベスト新書 8月20日 144.「百度式 600万人中国観光客を呼び込む方法」 陳海騰著 東洋経済 9月9日 145.「米中G2のパワーゲーム」 蔡林著 日本経済評論社 9月15日 146.「一目でわかる中国経済地図」 矢吹普編 蒼蒼社 9月21日 147.「歴史の桎梏を超えて」 小林道彦・中西寛編著 千倉書房 9月23日 148.「バブル崩壊で死ぬか、インフレで死ぬか」 石平・有本香著 WAC 9月29日 149.「中国で儲ける」 田中奈美著 新潮社 9月30日 150.「爆笑! エリート中国人」 小澤裕美著 幻冬舎新書 9月30日 151.「中国の体制移行と発展の政治経済学」 陳雲・森田憲著 多賀出版 10月3日 152.「これだけは知っておきたい 日本・中国・韓国の歴史と問題点 80」 竹内睦泰著 ブックマン社 10月5日 153.「中国株“黄金の10年”」 戸松信博・田代尚機著 小学館 10月5日 154.「巨竜に挑む−中国の流通を変えたイトーヨーカ堂のサムライたち」 湯谷昇羊著 ダイヤモンド社 10月7日 155.「中国人観光客にもっと売る新“おもてなし術”」 斉藤茂一著 ぱる出版 10月8日 156.「権力無私」 黄石誠著 呉本信一訳 海苑社 10月10日 157.「儒教と中国 “2千年の正統思想”の起源」 渡邉義浩著 講談社 10月10日 158.「不安定化する中国」 三浦有史著 東洋経済新報社 10月12日 159.「こんなに違うよ! 日本人・韓国人・中国人」 造事務所編 PHP文庫 10月18日 160.「“グローバルチャイナ”の現在」 田雁・樋口謙一郎著 大学教育出版 10月20日 161.「“科学技術大国”中国の真実」 伊佐進一著 講談社現代新書 10月20日 162.「日中韓 歴史大論争」 櫻井よしこ他著 文藝春秋 10月20日 163.「変わる中国、変わらぬ中国−紀行・三国志異聞」 佐藤竜一著 彩流社 10月25日 164.「チャイナ・インパクト」 柴田聡著 中央公論新社 10月25日 165.「中国人の99.99%は日本が嫌い 新装版」 若宮清著 ブックマン社 10月25日 166.「中国人インバウンド調査」 日本経済新聞社産業地域研究所編著 日本経済新聞出版社 10月25日 167.「反日教育の正体」 一止羊大著 愛育社 10月25日 168.「中日交流」 劉愛君・陶金著 日本僑報社 10月28日 169.「世界史のなかの満州帝国と日本」 宮脇淳子著 WAC 10月28日 170.「もう日本だけで商売する時代ではない! あなたの商品を中国に売る33の方法」 筧武雄著 明日香出版社 10月28日 171.「中国はなぜ“軍拡”、“膨張”、“恫喝”やめないのか」 櫻井よしこ・北村稔編 文藝春秋 10月30日 172.「中国の朝鮮半島政策」 李成日著 慶應義塾大学出版会 10月30日 173.「おいしい中国」 楊逸著 文藝春秋 10月30日 174.「中国デフレ」 長田鬼門著 ザメディアジョン 11月1日 175.「池袋チャイナタウン」 山下春海著 洋泉社 11月1日 176.「現代中国知識人批判」 劉暁波著 野澤俊敬訳 徳間書店 11月1日 (初版:1992年9月30日) 177.「2013年、中国で軍事クーデターが起こる」 楊中美著 文海・三嶋信行・コ野豊訳 ビジネス社 11月5日 178.「尖閣戦争 米中挟み撃ちにあった日本」 西尾幹二・青木直人著 詳伝社新書 11月10日 179.「客家と中国革命」 矢吹晋・藤野彰著 東方書店 11月10日 180.「上海有情」 浅野盛治著 文藝春秋 11月10日 181.「覇権国家・中国とどう向き合うか」 上田愛彦・五味睦佳・杉山徹宗編著 鷹書房弓プレス 11月10日 182.「略奪国家中国 守れ、尖閣列島!」 WILL緊急増刊号 ワック出版 11月14日 183.「日米中トライアングル」 王組思、ジェラルド・カーティス、国分良成編 岩波書店 11月16日 184.「チャイニーズ・レポート」 邱海涛著 宝島社 11月19日 185.「尖閣列島が危ない」 防衛システム研究所編 内外出版 11月19日 186.「新・中国人と日本人 ホンネの対話」 金谷譲・林思雲著 日中出版 11月20日 187.「毛沢東 最後の革命(上)」 ロデリック・マクファーカー、マイケル・シェーンハルス著 青灯社 11月25日 188.「中国情報源 2010−2011年版」 21世紀中国総研編 蒼蒼社 11月25日 189.「中国文字文化の旅」 横田恭三著 芸術新聞社 11月25日 190.「日本支配を狙って自滅する中国」 黄文雄著 徳間書店 11月30日 191.「新たなる日中戦争」 田母神俊雄著 徳間書店 11月30日 192.「中国“新語・流行語”小辞典」 郭雅坤・内海達志著 明石書店 11月30日 193.「中国はなぜ尖閣を取りに来るのか」 藤岡信勝・加瀬英明編 自由社 12月1日 194.「ダライ・ラマ法王に池上彰さんと“生きる意味”について聞いてみよう」 ダライ・ラマ14世、池上彰著 講談社 12月1日 195.「チャイナマネーを追え!」 奥村尚樹著 総合法令出版 12月6日 196.「いまこそ日本人が知っておくべき“領土問題”の真実」 水間政憲著 PHP研究所 12月10日 197.「中国農民工の調査研究」 厳善平著 晃洋書房 12月10日 198.「悪魔の輪廻」 周希寧訳注 ダイナミックセラーズ出版 12月15日 199.「中国13億人にいま何を売るか」 柏木理佳著 青春新書 12月15日 200.「メイドインジャパンと中国人の生活」 段躍中著 日本僑報社 12月18日 201.「侵略国家・中国の真実」 西村幸祐編 オークラ出版 12月19日 202.「湖南省と日本の交流素描」 石川好著 日本僑報社 12月26日 203.「隣人・中国人に言っておきたいこと」 笹川陽平著 PHP研究所 12月27日 204.「日米同盟vs.中国・北朝鮮」 R・アーミテージ、J・ナイ、春原剛著 文春新書 12月30日 205.「中国最大の敵・日本を攻撃せよ」 戴旭著、山岡雅貴訳 徳間書店 12月31日 《アジア関係》 「巨大経済圏アジアと日本」 みずほ総合研究所編 毎日新聞社 9月10日 「アジアから時代を読む」 高木暢之著 露満堂 9月29日 「東アジア共同体白書2010」 東アジア共同体評議会 9月30日 「東アジア論」 丸川哲史著 人文書院 10月10日 「アジア外交 動と静」 中江要介著 蒼天社出版 10月15日 「金融危機後のアジア」 クロード・メイヤー著 橘明美訳 時事通信出版局 10月15日 「東アジアの日本観」 王敏著 三和書籍 10月20日 「アジア力」 後藤康浩著 日本経済新聞出版社 10月25日 |
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